朝ドラ「虎に翼」のヒロインのモデルとなった三淵嘉子の関連本が多く出版されました。
その実像に迫れる書籍を紹介していきます。
以下のような方にオススメの記事です。
- 朝ドラ「虎に翼」がきっかけでモデルの人物に興味を持った方。
- 歴史や法律関係の内容に興味のある方。
- 三淵嘉子に興味を持ったけれど、どういう本を読めばいいのか知りたい方。
最初の1冊目にオススメなのがこの1冊。以下リンクの記事で紹介しています。
【初級】
日本史や法律の前提知識がない場合でも、丁寧に説明されており、読みやすい1冊です。
【初中級】
性別に囚われず、一人の人間として生きてきた視点で三淵嘉子の実像に迫っています。
【上級】
三淵嘉子の生きた時代背景や環境等にも触れ、その中でどう生きたか、という視点で検証しています。
女性初の弁護士、裁判所長ということから、女性の権利を求めて戦った人物という印象を受けやすいですが、史実から浮かび上がってくる実像としては、
自由や平等、権利とは何かを常に考え、性別や立場を問わず社会問題や事件の当事者と向き合い続けた女性という方が近いような気がします。
現代にも通じる課題にどのように向き合っていったのか?
自由を求めるならば、それに伴う責任も負うこと。
権利と責任に関して、80年近くも前に気づいていた女性でもあったのです。
それは誰でも声を上げ、発信することが出来るようになった現代にも通じるものがあります。
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